暴力的表現



「ぶん殴りたいぐらい格好良い」という感覚はどれぐらい判ってもらえるのだろうか。

真っ直ぐに「格好良い」と云うにはこそばゆく、しかしてやっぱり格好良いなーと思ってしまうジレンマとでも云おうか。

このジレンマが酷ければ酷いほど、「ぶん殴りたい」が「お前の家の便器を叩き割りたい」とか「夜中に野壷に突き落としたい」とか「英国紳士が持ってるようなステッキで小突き回したい」とか無駄に具体的になっていく傾向があるようなのだけれども。