松代2日目
松代象山地下壕。世に言う松代大本営。
中はこんな感じ。
横穴がこんな感じ。
削岩機ロッドが刺さってる
木片(電気配線跡)
トロッコ枕木の跡
削岩機ロッド掘削跡
測点跡
入壕料は無料。
併設されてる展示室は200円。
大本営移転工事は当時「マ工事」と呼ばれたらしい。(ガ島とかレ島とか、そういう略し方好きだよね)
「今日から マ のつく大工事!」というフレーズが頭に浮かんだのは仕方ないと思う。
始めのうち展示室の人がちょくちょく話しかけてきたんだが、舐めるように展示物を見てるうちに何も言われなくなった。
後から来た人には色々説明してたのに。
何か察されたのかね。
そうそう「不発のマイトに触ったら爆発して人がバラバラに吹っ飛んだ。身体のパーツ集めたら頭が足りない!と思ったら天板に挟まってたよ」というある種お約束な話もあったので、見る人が見たら何か写ってるかもね。写真。
昨日ちゃんと見そびれた長国寺。
寺なのに何故か↓こんなんが乗ってる。
殿から貰ったから乗っけたらしい。
まぁね、殿がくれたんだから乗せないとね。いやいやいやウチ寺だしそれはナイとか思ったと思うけど。
で、お兄ちゃんの御霊屋。拝観料300円。
都合により写真はない。(案内の人がびっちり付いてきて何となく撮りづらかった)
東照宮の技師が噛んでるとかで凄いキラキラしいです。(と云っても仙台で見たまーちゃんの御霊屋に比べたらそうでもない気が)
東照宮の普請をやらされてるからその繋がりでしょうな。
4代信弘の御霊屋が隣にあったけど、こっちはかなり質素。
まだ御霊屋作れるけど4代の頃にはもう貧乏なんだよね。
上杉さんとか伊達さんちのを見た後だから真田さんのしょっぱさが本当に切ない。
まぁそもそも家のデカさが違うけどさ。
んで、プラス500円払ってお兄ちゃんの御霊屋の中見せて貰った。
パンフに「信之公の命日と真田家当主の参拝の折にのみ開かれる」って書いてあるから、もしかして拝観料案内の人の懐に入ってて勝手に見せてくれてる?とか思ったり。
や、普通に他にも見てる人いるから違うと思うけど。
中にはお兄ちゃんと稲ちんの位牌が並んでて、右脇にお兄ちゃんの木像があった。
天井と襖絵が探幽だか何だか。(その辺は興味がないから忘れた)まぁでも結構な気合の入りようでした。
真田家墓所がまた切ない。
皆神山震源の地震が起きたときに色々壊れてそれを補修しきれてないんだ。
壁が途中からないの、そういう造りなんだと思ってたら壊れたのそのままなだけとか。
供養塔の石が崩れたの直したら、石屋がうっかり方向間違えて家紋が横向いてるぜ!とか。
切ない!貧乏切ないよ!
大鋒寺
お兄ちゃんのお墓がある。
つか、長国寺にも「墓」があったけど結局どっちに骨入ってるんだ?両方?
ちなみにこっちのお墓は長国寺の切なさを吹き飛ばす貧乏臭さ。
倒れないように金具で補強。そして虎ロープ。お兄ちゃんにはお金出してくれるような顕彰会とかないのか?
一応、こっちにも御霊屋がある。
いい話とか。