浦和・ラヂオ・シアタァ＠浦和ナルシス
人格ラヂオ見に浦和ナルシスまで行って参りました。よ。
いくらワンマンとは云え、天気予報じゃ神奈川の天気も加味してみる都民がさいたま浦和ですよ。
どんだけラヂオ好きなんですか、あたくし。
えぇと、ZeppとかBLITZじゃなくて所謂ライブハウスで見る事が増えたのがここ半年なのでこういう事が珍しい事なのか判りかねるのですが、今回のチケットは予め電話予約で当日入場券引換えという形式でした。
面倒い。
しかも最近の人格ラヂオの集客力を鑑みるに即日SOLD必至と思われるので、平日の夕方（18時受付開始だった・死）に電話地獄です。
真っ当な仕事に就いている社会人だったらまずチケ取り脱落でしょうなぁ･･･（遠い目）
普段だったら挫折しそうな面倒さとありえない事務所の手際の悪さを乗り越えての参戦です。
･･･どんだけラヂオ好きなんですか、あたくし。
最近とみに思うんですけど、『好き』の一念は引篭もり体質をも凌駕しますね。
引篭もりっ子には特にＶ系をオススメします。
ギャはメンヘルちゃんとかゴロゴロ居るんで安心すると思いますよ。
その分、若いうちは人間関係ドロドロし易くもありますが。ふはは。まぁ一期一会。
閑話休題
現地到着致しましてまず驚いたのが、外まで音がダダ漏れ。
小屋によってはリハの音が多少漏れる事もありますが、普通リズム隊がなんとなく聞える程度です。
が、浦和クオリティは一味違う。
ちゃんと歌まで聴こえる。聴こえ過ぎ。絶対ドア開けっ放し。
近隣から苦情とかないのでせうか。不思議シティ浦和。
入場の順番待ちをしていると、スーツのお兄さんがコンビニ袋をぶら提げて通り過ぎて行きました。
腕には【人格ラヂオ】の腕章。
「えぇぇぇぇ神ちゃんだった？今の神ちゃんだった？」と内心軽く恐慌状態に。
しかし神ちゃんの顔をうろ覚えなのでまさかあんなに判り易いかたちで通り過ぎて行くのがサポとは云え麺なのかと自信を持てず看過。
だって普通に並んでる列の横通って行ったのに誰も何の反応もないんだよ？いくら一番地味だからってねぇ？
今思うと、あのリアクションのなさはちょっと気の毒で泣ける。
個人的にロリコンは世界中一人残らず死ねば好いと思っているのでそれ程同情しませんが。ね。うふ。
入ったら入ったで、段差前に柵がないのに衝撃を受けました。
リスナァ（人格ラヂオファン）が萎えるほど大人しくて良かったよ。
これちょっと激し目のバンドだと怪我人出ないですかね･･･？
みっしり人が入ってる中で煙草吸い出す姉ちゃんも居てまた吃驚。
あぁもう何もかも不思議な浦和クオリティ。
そして待てども待てども始まらず。
今回は明言されていないけれど、たぶん悠希の体調悪化押し。ほんと虚弱の子供みたいな男だな、悠希ﾀﾝは。
それが人格クオリティ。
“悪意”で始まって4曲目に溺愛。
あぁ、会場のカタチに合わせて早めに客を前に詰めさせるようにしたのかなぁと思ったが、然程前に詰まらず。
なんだろう、人格ラヂオで一番不思議なのはリスナァさんです。
溺愛、お人形さん、火曜日の焼却炉以外殆ど棒立ち。
途中で雷ちゃんの弦が切れて突発的に中断してグダグダなMCが始まるも、特に黄色い声も上がらず。
最後の曲が始まる時にヴォーカルが「ラストー！」とでも言おうものなら普通「えー」とか「わー」とかリアクションがありそうなもんだが、それもなし。
つか、基本的にコール＆レスポンスという概念がない。
リスナァ歴半年の新規者には判らない掟でもあるんだろうか･･･正直不気味。
そうそう、雷ちゃんの弦が切れて突発MCがあったんですけど、悠希がトラブルと虎舞竜を掛けたらしい“ロード”を軽く歌ってました。オヤジか。
せっせとスタンバイするも結構時間が掛かって「ギターなしで始めよう、雷ちゃん2番ぐらいから入ってきて」とか言い出すし。
相変わらずの言い放題。
･･･好いんだ、そんな悠希を好きだから好いんだ。
えぇと、以下MCネタをポツポツと。
発言は正確ではないです。こんな感じの言い回しだった、程度です。
2chにおける神ちゃん登場率の低さに神ネタを振ってました。
「ロリコン・フォー！」「中学生・フォー！」と始めのうちはＨＧだったのが、段々マイケル・ジャクソンの「フォー！」に。
ＰＡのお姐さんがご結婚なされたそうで。
結婚式にはラヂオ界隈以外にもメトロノームの面々も出席、そして何故かフクスケの母も。
ブーケトスのブーケをジャンピングアタックでゲットしていたそうです。フクスケ母、何故。
リリコﾀﾝ敗北。
ＭＣ途中で「話すことがない」という悠希に客が「ツアーは？」との助け舟。
その舟を自ら沈める悠希。
「ツアー？ツアーが何？え、（サイトで）告知したよね？」と本気で空気が読めない悠希に、「おまえの口から聞きたいんだって」と王子が普通に素の出たツッコミを。
「あぁ、あぁ、普通バンドってそういう感じだよね」とやっと何を求められたか理解する悠希。
･･････好いんだ、そんな悠希を好きだから好いんだ。
それに悠希がグズグズになってるとたまに王子の素が見れる。
人生万事塞翁が馬。
王子曰く、「さいたまは飯が不味い」らしい。
うわー、さいたまって広いぞ。大雑把に失礼な括りをするなぁ、王子。
で、だから都内に移動して牛角で飯を召し上がったそうです。４人で。
チェーン店行くならどこでも大して変わらないんじゃ・・・？
そんなこんなで行った牛角で若い男から声を掛けられたそうです。「あの、人格ラヂオさんじゃないですか？」と。
悠希ちょっと感動ですよ。
「人格ラヂオも外で飯食ってて人から声掛けられるようになったんだなぁ」と思いきや「俺、ポロリの･･･」ってとこでテンション落下。
なんだよ、と。
しかもそのテンションの上下が顔に出てたようで微妙な空気になりましたとさ。
悠希が雷ちゃんの散髪をしたそうです。
雷ちゃんが梳きバサミ代3千円也をバンド費から出して買ったらしいですが、次の給料（？）から引いとくそうです。はぁ。
つかね、どこまで狙って腐女子向けの話題なんですか。
髪切っただけでも充分エロ話直結になりそうなもんなのに、「何にも用意なんてしてないから、雷ちゃん上半身裸で〜」とか。
「髪切るの自体は全然うっとくはない（鬱陶しくない・面倒臭くない的意味と思われ）けど、床に置いてある俺のバッグとかコートに雷毛が付くのがものっそストレス」とか言ってるのを普通の顔で聞いてる雷ちゃんとか。
そして今月26日お誕生日の悠希にサプライズ。
アンコール明け、雷ちゃん主導でハッピーバースディを合唱。
「はいはい」みたいな態度で曲にいこうとするも、楽器を持たず腕組みの弦楽器隊。（神ちゃんはペットボトルの水をストローで飲んでた）
「はぁ？」みたいな空気を発する悠希に「まだ切り札がある」とか言い出す雷ちゃん。
そこにケーキ持って太郎登場。ちなみにTOPSのチョコケーキ。
悠希照れて不機嫌になるも、「祝われてるのにその態度は何！」とか雷ちゃんに言われて多少素直に「ありがとうございます」とか言っちゃったりして。
珍しく強気に出る雷ちゃんにキュンとした人も多かろう。ラヴ。
再び合唱でローソク吹消してワー！みたいな。
「来年も一人も欠ける事なく祝って」っつー殊勝な事も言ってみたり。
で、ケーキを太郎に返す時おどかして軽く投げて渡したもんだからマァ太郎はビビるは場は凍りつくわ。
この流れでその仕打ち･･･アイツ根っからのいじめっ子だよ。
リアルで絶対係わり合いになりたくないタイプだな、悠希ﾀﾝ。
そんな悠希が大好きだけどな！（自棄）
で、おめでとうおめでとうした後の曲が暗い春。
「誕生日で暗い春かよ･･･何か他の曲にしようか」「っつっても明るい曲なんかねぇよ」「次明るい曲作るわ“土曜の夜に君を迎えに行くよ〜それがどうした”みたいな」とか言って笑いを取った後、スッと曲に入っていく悠希はちょっと流石だと思いました。
でも王子はアタマあたりまだちょっと笑ってたよ。可愛い。キュン。
今回、どセンターで結構見晴らしの良い所にポジショニング出来て真っ直ぐ悠希が見えました。
うわー、意外に真っ直ぐ前方向見て歌うのでかなり照れる。
向うからなんて見えちゃいないんだろうとは思えど、照れる。
でも、ちょくちょくやる下手方向斜めを横目でギューっと睨む目つきが好きです。
狭い小屋であんな目つきで見られたら妊娠するよ。あー、私死んだ方が好いかな。
しかしアレだねー。
おもっくそ夢見てる鴨だけど、オン／オフのスイッチ具合とか、いじめっ子体質とか、寂しんぼうっぷり（雷ちゃん弄ってるように見えてあれは逆に構って欲しいんだよなぁ）とかを見るとさ、現代っ子の天才肌の典型ってあんなんじゃないかなぁと思います。
んで、それを転がしておける王子ってかなり大器じゃないかなぁと思います。
あばたもえくぼ的感覚な買い被りかもしれないけど。
本日の参戦費用 2800（チケ代）＋900（交通費）＋1500（飯代）＝5200円也
うん、なんとなく書いてみたら総額でピエロチケ1枚より安いね。
